事故にあうと何で首・腰が痛いの? ~むち打ちについて知ろう~

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新型コロナウイルスによる規制も解除され、大型連休などで出かける方も増えたと思います。

そうなると車に乗る機会も多くなりますよね!

そんな時、皆さんには事故にあわない様に気を付けて頂きたいです。
しかし、事故は自分がいくら気を付けていても向こうからやってくることもあります。

今回は交通事故によって起こるむち打ちのメカニズムや症状について紹介していきます。


むち打ちとは?
事故により首が振られたことによって生じた頭頚部の衝撃によって、
レントゲン写真上に骨折などの異常がないにも関わらず、
首や腰の症状を引き起こしているものと言われています。


どんな症状がでる?
首の痛み・背中の痛み・腰痛・頭痛・めまい・しびれなどそのほか様々な症状が現れます。
ただし受傷の仕方によっても様々であるため統一性がなく症状に個人差があります。



なぜ症状が生じるのか?
例えば…
時速4~10Km/時の追突事故が起きます。
その時、頭部には5G以上の加速度が加わると言われています。



他の乗り物で表すと…
ジェットコースター!!!種類にもよりますが3-5Gと言われています。
F1ドライバー!!!ドライバーたちは約5Gに耐えながらレースをしているそうです。
これが、私たちの体に不意に起こると、これだけの衝撃を身構えることなく
首や腰に受けることになります。



症状が出現する時期
6時間以内・24時間以内・72時間以内に症状が出現したというデータがあります。
すぐに症状がでなくても…
次の日の朝に「あれ?首が重たいかもしれない…」「だんだん首や肩が張ってきている」
「首や腰が疲れやすい」などあると思います。


当院では医師の診断に基づき、治療を行っていきます。
治療の流れとして、患者様の体の状態を確認し病態説明を行いながら
徒手療法・物理療法など治療の選択をしていきます。
事故直後は特に興奮状態である事が多いため症状が変わりやすいです。
当日感じなかった痛みが出てきたり痛みが強くなったりした時なども
症状をしっかり聞き治療を行っています。
その他には、患者様の生活スタイルから例を挙げるとデスクワークの方に多い
猫背の姿勢が筋肉を疲れやすくする原因の1つになったりもします。


事故にあわれて様々なトラブルや不満などからメンタル的に辛い方も多いと思います。
当院では、患者様のお話をしっかり傾聴し心理的な部分からもサポートいたします。
「この症状かな?」と悩んだり、痛みや不安があるようでしたらそのままにせず
是非やまうち整形外科にご相談ください。

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今からでも遅くない! 骨粗鬆症の予防について

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日中の気温がだいぶ暖かくなってきましたね!

今回は、骨粗鬆症について紹介し、予防についても紹介していきます。

骨粗鬆症とは?
骨粗鬆症は、骨の強度が弱まり、骨折しやすくなった状態です。
骨は、皮膚と同じように「新陳代謝」が行われています。 毎日、古い骨が壊されて、新しい骨が誕生しています。
古くなった骨を溶かしてなくし、新しい骨を生成するサイクルをくり返し、一定の形を密度を保ちながら、1つ1つの骨を新しい骨に入れ替えています。



このサイクルのバランスが崩れ、骨密度が下がると、骨粗鬆症と呼ばれます。

骨粗鬆症の原因は?
様々な要因で骨粗鬆症になります。
・加齢
・閉経後の女性
・過度なダイエット
・栄養不足
・運動不足
・過度な飲酒
・喫煙
・生活習慣病
・内服薬による副作用       などなど

予防方法は?
骨粗鬆症で最も簡単な予防は、栄養摂取です!
食事にカルシウムビタミンDを取り入れることで、骨の代謝を促進できます。
カルシウムは骨の材料となり、ビタミンDは骨の作成を促します。
カルシウムは乳製品やエビなどの甲殻類、イワシなどの小魚を食べることで摂取出来ます。
ビタミンDは魚類やキノコなどが多く含んでいます。

 

また、運動をすることも骨粗鬆症の予防としてはとても重要です。

骨には、刺激が加わるとカルシウムを多く取り入れ、骨を強くする特性があります。
ウォーキングや階段昇降などの自宅や自宅周りで出来る運動でも十分に効果があります。

骨粗鬆症になるとどうなる?
骨粗鬆症になって最も気を付けるべきことは、転倒です!
骨粗鬆症で骨密度が低下した状態で転倒すると、骨折のリスクが大きくなります。
特に多い骨折が、背骨の圧迫骨折と大腿骨の頸部骨折です。


背骨の圧迫骨折は、尻もちや転倒によるものも多いですが、骨粗鬆症が進行している場合、外傷なくしていつの間にか骨折していることもあります。
大腿骨の頸部骨折は転倒時に倒れた側の骨折が圧倒的に多いです。

骨粗鬆症は予防していくことがとても大事です。
しかし、なってしまった後でも、内服による治療や運動にて改善する場合もあります。
一番の予防は定期的に検査を行って、自分の体を知ることです。
自分の骨密度について知りたい方は、当院での検査も可能ですので、気軽にご相談ください。

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マスク着用について

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新型コロナウイルス感染拡大予防に伴い、マスクの着用が強く呼びかけられていましたが、先月3月13日よりマスクの着用が屋内・屋外問わず個人の判断となりました。

当院では、重症化のリスクが高い高齢患者様が多いことや、感染を広めないために院内でのマスク着用をお願いしております。

忘れた方のために、マスクの販売も行っております。

皆様にとって安全な環境で診療・治療を行えるようスタッフ一同感染対策に努めております。

来院される方は、ご協力とご理解のほどよろしくお願いします。




 

2023年 GW休暇についてのお知らせ

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4月に入り、
冬の寒さもだんだん落ち着き、暖かくなってきました!
皆様、いかがお過ごしでしょうか。

体調管理、感染対策をして、
健康に楽しくお過ごしください。

それでは、GWの休みについてのお知らせです。

 

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(日)

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午後

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皆様にはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

5月6日(土)より通常診療となります。

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すぐに始められるウォーキングについて ~目指せ運動不足解消~

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今回は簡単にできる運動としてウォーキングを紹介します!

ウォーキングって効果があるの?と思う人もいるかもしれませんが、
近年広い年齢層で行える運動として注目を浴びているのです!

早速、ウォーキングについて紹介したいと思います。
そもそも、ウォーキングとは“健康のため”という目的をもって歩くことを言います。

必要な道具や環境が無くても「いつでも」、「誰でも」行える最も手軽な運動なのです。

そして、ウォーキングの効果としてはダイエットと聞くことが多いですが
他にも良い効果がいろいろとあります。

①血圧異常の改善
 ・歩くことで血流が改善され心臓の負担が軽減することにより
高血圧などの血圧異常が改善されます。




②骨の強化
 ・運動による適度な刺激でカルシウムの吸収が高まるためです。
 ・日差しを浴びることでカルシウムの吸収を助けるビタミンDが体内で作られます。




③糖尿病の改善
 ・有酸素運動を行うことで、血中のブドウ糖の利用が促進され血糖値が低下します。




④リラックス効果
 ・ウォーキングを一定時間続けることでリラックス効果のある
  セロトニンという神経伝達物質が分泌されます。
 ・仕事などのストレスから解放されることによる精神安定の効果もあります。




⑤腰痛改善
 ・正しいフォームで行うことにより筋力アップや筋バランスが整いやすくなります。

正しいウォーキングフォーム




ウォーキングを行うときはあまり無理をせず、自分のできる範囲内で行いましょう。

あまり運動しない人や体力に自信がない人がいきなり歩数や距離を増やしてしまうと、
ケガや体調を崩してしまう危険性があります。

また、マスクをつけることにより息苦しさがある場合には、
少し歩くペースを落としたり距離を短くしたりと工夫をして自分に合わせた運動を心掛けましょう。

まずは、体を動かす時間を増やすことを目的に行ってもいいかもしれません。

無理をせず習慣として続けることが大切です。
ウイルスに負けず、健康に過ごしていきましょう。

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片頭痛ってなんで起こるの? ~片頭痛のメカニズム~

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天気が悪い日に、頭痛がする・体が重いなどの症状が出ませんか?

天気などにより出現するこれらの症状を総称して、
天気病み”という言い方をすることもあります。
天気病みは頭痛、めまい、耳鳴り、体のだるさなどの症状が出ることが特徴的です。
特に女性の方は慢性的な頭痛、いわゆる“頭痛持ち”の方も多いと思われます。



そこで今回は、天気病みの中から頭痛(片頭痛)についてお話しさせていただきます。


・片頭痛とは?
日本頭痛学会の分類によると、天気の変化によって起こる頭痛(片頭痛)は、
明らかな基礎疾患の無い慢性の頭痛」とされています。
特徴として、脈打つような「ズキンズキン」という強い痛みや、
動作により痛みの悪化が見られます。こめかみから目の奥にかけて広い範囲に出現し、
片方の頭が痛くなることが多いです。
男女比で言うと女性のほうが男性よりも3~5倍ほど多いと言われています。

天気が崩れると、頭痛がするという話は皆さんも耳にしたことがあるのではないでしょうか?
原因は気圧の変化と言われることがありますが、この時人間の体では
内耳と呼ばれる部分の神経(前庭神経領域)にある気圧の変化を感知するセンサーが働きます。



その後、自律神経(特に交感神経)に刺激が加わることで頭痛が起こると言われています。
気圧が5hPa~10hPa下がると体調の変化を感じやすいそうです。
晴れから曇りに変わるだけでもこれくらいの気圧変化が起こるため、
敏感な人は天気の変化により体調に変化を来たし、
それがストレスとなり自律神経が刺激されて痛みを感じやすくなるとも言われています


・軽減、予防するには?
頭痛軽減には、上で述べた自律神経の状態を整える必要があります。
自律神経を整える方法はいくつかあります。
 ・生活リズムの改善
 ・日光浴
 ・ストレッチ
 ・食生活の改善 など

当院ではリハビリを通して自宅でできる運動などもアドバイスさせていただいております。
今回お話しした頭痛の他にも、体の不調に関して気になる方はお気軽にご相談ください。

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地域リハビリテーションサポート医知っていますか?

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地域リハビリテーションサポート医とは?

「街のお医者さん」  

地域で生活していく上で抱える身体の悩みや生活の問題を
多職種(地域サービス)と連携を取り、その人らしい生活を送れるようサポートする医師です。

山内院長は地域に生活する方々に対する思いが強く、支援したいと考え、
山内院長 「地域リハビリテーションサポート医」 の資格を取得しています!


地域リハビリテーションサポート医の役割は
・リハビリテーションに関わるかかりつけ医や介護専門職に対するサポート
・地域包括支援センターを中心とした多職種の連携づくり
・リハビリテーションに関する行政の取組への協力
・リハビリテーションに関する研修の講師や住民等への啓発
があります。





山内院長を含むやまうち整形外科スタッフ一同、地域の方々から大切にされる病院を目指しています。

これからもやまうち整形外科スタッフは地域の方々と共に歩んでいきます。

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インフルエンザ忘れてない? 

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12月になり今年もあと僅か!皆さんやり残したことはないでしょうか?




寒い中でも、クリスマスや紅白歌合戦や楽しいイベントがあるのも
冬のいいところですね。

楽しいイベントも、冬に流行する感染症にかかっては台無しです。

皆さん、インフルエンザの事忘れていませんか?

今回は冬に流行する感染症の中でも代表的な『インフルエンザ』の説明と予防策をご紹介していきます!


そもそも『インフルエンザ』とは何でしょうか?

口や鼻から入ったインフルエンザウイルスが喉の      
粘膜、などで増殖して起こる急性の呼吸器感染症




●日本の季節性インフルエンザは、12月~3月に流行することが多く、
毎年子供から高齢者まで約1000万人という多くの人が発症しています。



●インフルエンザウイルスには何種類かの型が存在します。


 


≪予防の第一歩は、ウイルスを体に入れない!≫
◆こまめな手洗い!
外出から戻ったらまず手洗いを。トイレの後や食事の前
等、手洗いを習慣づけて、ウイルスの侵入を防ぎましょう!

◆咳エチケットを守ろう!
インフルエンザは咳や飛沫により感染します。
咳がでる時は外出時マスクをし、
咳エチケットを守りましょう。


◆乾燥したところや人ごみは避けよう!
ウイルスを持っている人の咳やくしゃみから
感染しますので、なるべく人ごみを避け、
不要な外出を避けることも効果的です。


≪ウイルスに負けない抵抗力をつけよう!≫
◆十分な睡眠・休養を取る!
睡眠不足からくる疲れやストレスは、免疫の働きを弱めます。
十分な睡眠をとって、免疫力を高めてウイルスに負けない体を作りましょう。

◆バランスの良い食事を心掛ける!
加工食品やファーストフード、揚げ物などを控えめにして、魚・野菜・果物・発酵食品
や大豆製品などを積極的に取るのが効果的です。

◆適度な湿度を保とう!
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下し、
インフルエンザにかかりやすくなります。
室内では、加湿器など使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。


≪血流促進で免疫力アップ!≫ 
免疫力アップには、適度な運動で血流を促進し、体温を挙げることが有効です。
しかし寒い季節に継続的に体を動かすの難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
室内で簡単に、楽しみながら取り組める運動をご紹介します!


『耳さすり』
①両手の人差し指と中指を開いて耳を挟む
②耳周りの皮膚を上下したり回していく

『耳伸ばし』
①耳たぶを軽く持ち、上下、左右、に引っ張る



インフルエンザを知り、ちゃんとした対応をすることで
インフルエンザにかかるリスクをグッと減らすことができます!

令和4年も残すところあとわずかですね!
令和5年もやまうち整形外科をよろしくお願い致します。


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2022年 年末年始のお休みについて

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今年も残すところあと1ヶ月となりましたね。

2022年の年末年始のお休みについてお知らせします。

12月30日(金)~1月3日(火)までお休みさせていただきます。
1月4日(水)から通常診療になります。

 

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午後

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皆様にはご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします。

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睡眠改善で免疫力を上げよう!

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最近リハビリに来ている人達から
「眠い」「なかなか寝付けない」と話を聞く事がありました。


季節の変わり目だから…、疲れているから…、
と日中の眠さの理由は人それぞれあると思います。
しかし、睡眠不足という点は同じです。

睡眠不足の影響として、
脳の働きの低下・病気への抵抗力低下・肥満・生活習慣病へのリスク増加が挙げられます。
まず眠いとその日のやる気や集中力が落ちてしまうのは、
誰しもが一度は経験しているのではないでしょうか?

睡眠外来で睡眠の悩みを抱えた人々を診ている先生の著書には、
“眠い時は寝るしかない!”と、述べています。

でも流石に仕事中に寝る事は出来ませんし、お昼寝時間を作れる人もいればいない人の方が
多いと思います(・_・;)
やはり日中の眠気には夜の睡眠が一番大事というわけです!☆

眠りや生活リズムに乱れがある場合、修正するための【快眠への6原則】というものがあります。
1.朝の光を浴びる
2.昼間に活動する
3.夜は暗い所で休む
4.規則的な食事を摂る事
5.規則的に排泄する事
6.眠りを阻害する嗜好品・過剰なメディア接触を避ける

という上記の6ヶ条です。

6ヶ条を見ると夜寝る為の準備は朝起きた時から始まっているそうです。
こうして調べていくと朝日を浴びる事って大事なんだなぁと実感しました。

そして、控えるように言われている寝る前のスマホいじりは皆さんご存知の通り
ブルーライトが睡眠の妨げの原因ですが、
ブルーライトは光の性質は“朝の光”と近いものらしいのです!

だからスマホいじっていると体や脳が寝るモードになっていかないんですね…。


 
睡眠不足は純粋に睡眠時間が足りない、取れないという場合もあると思いますが、
まず、どんな生活を自分が送っているか見直す必要性がありそうですね。

快眠が出来るようになれば、日中の眠気に対する悩みは軽減する可能性は高いのではないでしょうか。(そうすれば仕事への集中力も運動のパフォーマンス向上へ繋がるかも…!!)

運動や食事と身体を整える一つとして
自分の睡眠時間を見直しもしてみると良いかもしれませんね(p_-)☆ミ

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