捻挫をそのままにしていませんか? 足首の捻挫について

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今回は怪我の中でも発生頻度の多い足首の捻挫について紹介していきます。

足首の捻挫は、スポーツ外傷全体の約15%といわれています.
数字だけ見ると多くありませんが、病院に受診せずにいる方も合わせると
もっと多くなるといわれています。
軽い捻挫と判断しそのまま放置される方も多いかと思います。
今回は捻挫が及ぼす影響について紹介していきます。




足首の捻挫とは・・・?
靭帯筋肉を損傷することです。
靭帯や筋肉は関節の安定性だけでなく
バランス機能として重要な役割を持っています。

捻挫後の体への影響・・・・
   捻挫前       捻挫後
     
 バランス安定      危険

バランス機能が低下すると
フォームの崩れ・パフォーマンス低下
などの原因になることも!


足首の捻挫を治療せず生活を続けていると、
正常とは異なる動き方を体が覚えてしまい、
腰痛膝の痛みなど他の痛みを引き起こすことも少なくありません。
軽い捻挫と思わず医療機関を受診してください。

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http://www.yamauchiseikei.jp/index.html


 

なんか足の指が痛い!? 場所からわかる痛みの原因! 親指以外の場所編

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こんにちは!
前回足指の中でも母指の痛みの原因について紹介しました。
今回は、母指以外の痛みの原因について紹介いていきます。


・内反小趾

 小指が内側へ変形し痛みが出ます。
 外反母指のようなに動かして痛みが出るケースは少ないです。
 外反母趾や開張足で足幅が広がってしまったことにより窮屈になり、
 靴の中で小指が圧迫されて起こる痛みが多いです。

・ケーラー病

 歩きにくさや歩いた際の痛みが特徴的です。 
 また、ケーラー病には2種類あります。
 第1ケーラー病:幼少期の4~5歳の子供に好発します。
         足の舟状骨の血行障害によって壊死が起こり痛みが発生します。
         骨の成長とともに痛みが減弱する可能性もあります。
 第2ケーラー病:思春期に好発しやすいです。
         足の人差し指の付け根の骨(第2中足骨)での血行障害によって
         壊死が起こり痛みが発生します。
           

・しもやけ(凍瘡)

 腫れや手足末端、足の裏などへの赤い発疹じんじんとした軽い痛み、 
 むずがゆさなど
に始まりますが、悪化すると皮膚が赤黒く変色し、
 ひどいケースには皮膚の一部に潰瘍ができることもあります。
 しもやけは手足の冷えを原因として血行が悪くなってしまうことで起こります。

上記の疾患は予防早期治療により症状が悪くなるのを防ぐことができます。
もし、自分の足が痛いと異変を感じたら医療機関へ受診してください。

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あなたの靴、足に合っていますか? 靴でも予防できる 外反母趾

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今回は、靴からの原因が多いといわれる外反母趾について紹介していきます。

外反母趾は靴からの影響で起こりやすいといわれています。
皆さんはどのような靴で外反母趾になりやすいか知っていますか?
今回は靴選びの時に注意していただきたい靴のポイントを紹介していきます。

まず外反母趾とは?

親指の骨が15°以上内側に変形している事をいいます。
外反母趾の8割が靴に原因があると言われています。
変形が重度化すると痛みが出て、日常生活に支障が出る事もあり、
靴のサイズ合わせはキーポイントになります。

どのんな靴が外反母趾になりやすい?

・3㎝以上の踵が高い靴
踵の高い靴を履くと足全体で支えていた
体重が親指にかかり変形を助長します。


・つま先の狭い靴
つま先の幅が狭くなると指先を内側へ押す力が
大きくなり変形を助長してしまいます。


・幅の広い靴
横幅の広い靴では、扁平足になりやすいため
外反母趾へとつながりやすいです。



自分にあった靴を履くことは外反母趾の予防にもなります。
靴を買う際には、試履きなどをしっかりと行い、自分の足に合った靴を選びましょう。

また、外反母趾は長期に放置すると膝や腰の筋肉関節
に影響を及ぼし痛みの原因になる場合もあります。
ただの外反母趾と思わず、医療機関の受診をお勧めします。


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