花粉症について知ろう part2

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最近黒い車を見ると黄色い粉がついているのが目立つようになりました。
きっと花粉です。

天気予報など見ても花粉の量が多いのがわかります。

病態編で花粉症のメカニズムがなんとなく理解していただけたかと思います。

対策についてお伝えしましたが、運動でも対策をすることができます。

今回は花粉症と運動について紹介します。

花粉症は免疫機能が過剰に働くことによって症状が強くなります。
そのため免疫機能を整えることが症状緩和につながります。
自律神経が安定して働くことで免疫機能も安定して働くことができると言われています。

自律神経を安定させる効果があると言われている運動強度は、
低~中等度負荷の運動と言われています。
低~中等度の運動強度は、楽だと感じる~少しきついなと感じる程度の運動と
言われています。

運動の例です

○家の中で行える運動 (回数は参考です、その日の体調と相談しながら行ってください)
 1.ラジオ体操
  ・1回3分強で行え、NHKでも放送されているため手軽にできるのではないかと思います。
花粉症について知ろう part2
 2.スクワット:1セット10~15回×1~3セット
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 3.踏み台昇降:1回約5分
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2、3の運動はどちらもテレビやラジオを見たり聞いたりしながらできる運動なので
隙間時間に行えるかと思います。

注意点として、きついと感じたら回数やセット数を減らしてください。

低~中等度負荷の運動では、交感神経を過剰に働かせず、心臓の働きを促進させることが出来ます。
理由としては、筋肉のポンプ作用や迷走神経と呼ばれる脳神経の作用によって心臓の負担を少なくするからです。


また、運動に体が慣れてくると副交感神経が働き始めるため、
リラックス状態になり免疫機能が異常に働くのを抑えてくれます。
運動については行いやすいものを選択して無理のない範囲で行ってください。

また、紹介していない運動もいろいろとあります。
自分に合った運動を探して行ってみてください。
まずは、今回紹介させていただいた運動を試してみるのはいかがですか?
もし、運動をしてみて痛みや体の重さが気になるという方がいらっしゃれば是非当院へご相談ください。

やまうち整形外科ホームページ
http://www.yamauchiseikei.jp/index.html



 

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